2017年04月24日

カルシウム不足だと体内にカルシウムがあふれだす!?

 私たちは口からカルシウムを取り入れると、それをいったん骨に貯え、そして、カルシウムが必要になると骨を溶かして血液中にカルシウムを送り込んでいます。

 「常に骨を作ったり溶かしたりしている」というわけです。使った分だけ補えば、このサイクルは順調に行われ、骨がスカスカになることはありません。銀行の預金と同じですね。使ったお金をすぐに補てんすればいつまでも銀行の預金は減らないわけです。

 けれども、使う方が多くてなかなか補てんできなければ銀行の預金は減っていきます。預金がなくなったら人からお金を借りればよいのですが、カルシウムの場合はどうでしょうか?

 カルシウムの場合は、体全体のカルシウムの総量を減らしてしまうと生きていくことはできません。口から入れるカルシウムが入ってこないのですから、どこかから調達しなければなりません。

 いったいどこからカルシウムを借りてくると思いますか?

 答えは、「ゴミの中から拾ってくる」です。

ゴミというとちょっと変ですね。体内で使われた「使用済みカルシウム」は尿や便に混ざって体外に排出されるのが本来の正しいルートなのですが、それを捨ててしまうと、対内のカルシウムの総量が減ってしまうので、しかたなく、「その使用済みカルシウム」、つまりゴミになるべきものを腎臓で再吸収して血液に戻すのです。

なーんだ、リサイクルできるなんてエコだわ!なんて思ってはいけません。

実は、この再利用のカルシウムは人間にとっては悪玉カルシウムなのです。使い古したカルシウムは非常に感度の高すぎるカルシウムに変化してしまっているために、体内の様々な組織に付着しやすい性質があります。

骨に到達する前に血管壁や細胞、筋肉、脳など、本来貼りつくべきではない場所にどんどんくっついてしまうのです。結局、骨ではない体内の様々な部分にたくさんの悪玉カルシウムがあふれだしている、という状態になります。

 これがカルシウムパラドックスと言われる現象です。

このあふれ出した悪玉カルシウムが、肩こり、結石、動脈硬化、脳梗塞、白内障、さらには、心筋梗塞、ガンなどの病気の原因となります。

リサイクルのカルシウムでなくても、口から直接悪玉カルシウムを取り入れた場合でも同様のことがおこります。

カルシウムパラドックスを防ぐためには良質な善玉カルシウムを充分摂ることが大切です。



骨がスカスカだとどうなる?
骨はカルシウムの貯蔵庫です
カルシウムは体のすべての部分で必要です
カルシウム不足だと体内にカルシウムがあふれだす
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お勧めの善玉カルシウム




posted by カルシウムと健康を考える会 at 04:39| カルシウム不足だと体内にカルシウムがあふれだす | 更新情報をチェックする
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